ミノムシは、ガの幼虫ようちゅう
 ミノムシは、ミノガというガのなかまの幼虫ようちゅうです。ふつうはとくに、オオミノガの幼虫ようちゅう をミノムシとよんでいます。
 
ミノのなかに入っているオオミノガの幼虫(ようちゅう)  
   

成長せいちょうにつれて、みのもおおきくする
 ミノムシはなつ、たまごからかえるとすぐにくちからいとをはき、っぱのかけらなどを材料ざいりょうにして「みの」をつくります。いちどみのをつけたミノムシは、自分じぶんからはけっしてみのをぬぐことはありません。ミノムシは何度なんどもだっぴしておおきくなりますが、からだにあわせてミノもおおきくしていきます。



おおきくなるにつれて、みののすがたもかわっていく。


みのづくりには、やっぱり葉(は)っぱがいいのかな?

はねがないメスは、成虫せいちゅうになってもみののなか
 幼虫ようちゅうふゆをこしたミノムシは、はるにみののなかでさなぎになり、5〜6がつ成虫せいちゅうになります。オスのさなぎはみののそとにでて、はねのはえたガになります。メスの成虫せいちゅうは、はねもあしもないので、みののそとにでることなく、みののなかでたまごをうみます。

 

 
オオミノガのメスの成虫
(せいちゅう)