クモはいろんな種類しゅるいいとをつくる
 クモのはらには、いとをつくる「糸腺しせん」というところがあります。おしりには糸腺しせんとつながったいといぼがあり、ここからいとをだします。コガネグモやオニグモには7種類しゅるい糸腺しせんがあり、それぞれが種類しゅるいのちがういと をつくっています。


 

クモはえもののスープをのむ
 えものがあみにかかると、クモはいとのふるえでそのことをります。クモはえものにちかづき、食事しょくじのじゅんびがはじまります。



クモの巣(す)づくり

あみをはらないクモもいる
 のまわりにはたくさんのクモがいますが、あみをはるのは一部いちぶです。種類しゅるいによってすむ場所ばしょも、えもののつかまえかたもちがいます。

 

あみをはらないハエトリグモ。あるきまわって、 昆虫(こんちゅう)などをとってたべる。

どくグモに注意ちゅうい
 セアカゴケグモというつよいどくをもつクモが、各地かくちつかっています。セアカゴケグモは外国がいこくから日本にほんにはいってきたクモで、どくをもつのはメスです。かまれるとしぬこともあるので、けっしてさわらないようにしましょう。
セアカゴケグモ(メス)。体長(たいちょう)は10〜14mm。小さいほうはオス。(写真:堺市保健所生活衛生センター)