カタツムリには、オスとメスの区別くべつがない
 カタツムリには、オスとメスの区別くべつがありません。どのカタツムリも、オスとメスの性質せいしつをもっているのです。ただし、おなじ種類しゅるいのカタツムリ2ひきがこうびしないと、たまごをうみません。

しめりけがだいすき
 カタツムリはかわいた空気くうきがにがてです。あつい日中にっちゅうは、からのぐちにねばねばしたえきでつくったうすいまくのふたをします。こうして、からだがかわくのをふせぎ、っぱのうらなどのしめったところにじっとしています。

       
     
交尾(こうび)している2ひきのカタツムリ(写真:香川県立五色台少年自然センター自然科学館)
 

つの何本なんぼんあるかな?
 カタツムリのつの触角しょっかく)を観察かんさつしてみましょう。ながいつのが2ほん、みじいつのが2ほんありますね。ながいつののさきにはがあります。



カタツムリの角(つの)はながいものとみぢかい
ものがあり、 ながい角(つの)のさきに目(め)がある。

からのうずはみぎまき? ひだりまき?
 カタツムリには、からのうずがみぎまきのものと、ひだりまきのものがあります。日本にほんにはおよそ600種類しゅるいのカタツムリがいますが、その大部分だいぶぶんみぎまきです。

 

 

  注意ちゅうい
 カタツムリには、寄生虫きせいちゅうがついていることがあります。カタツムリをさわったくちはなみみなどにいれてはいけません。また、そのものをたべてはいけません。カタツムリをさわったあとは、せっけんでをよくあらいましょう。