あしはみずのまくにのっている
 みずのうえのアメンボにちかづいてよくると、あしはみずのまくのうえにのっているようです。アメンボのあしのさきには、こまかいがびっしりとはえていて、みずをはじきます。さらにアメンボはとてもかるいので、みずのまくのうえにういていられるのです。
 1円玉えんだまみずにそっとおくようにすると、みずのうえにうかびます。アメンボがみずにうくのもこれとおなじです。

水面(すいめん)をおよぐアメンボと、水(みず)にうく1円玉(えんだま)。

     

アメンボは、みずにおちた昆虫こんちゅう体液たいえきをすう
 アメンボは肉食 にくしょく昆虫こんちゅうで、するどいはりのようなくちをもっています。みずにおちてとびたてなくなった昆虫こんちゅうにきづくと、よっていってこのくち体液たいえきからだのなかのしる)をすいます。



アメンボは水(みず)におちた昆虫(こんちゅう)の
体液(たいえき)をすう。これはシオカラトンボ。

 

「あめ」のようなにおいがするからアメンボ
 アメンボはカメムシのなかまで、はらのまんなかあたりに臭腺しゅうせんという、においをだすところがあります。ここからは、「あめ」のようなあまいにおいがでます。それで、アメンボとよばれるようになりました。